Q卜部

ポケモンカード旧裏 研究と備忘録

エネルギーカードをあじわう③

3.基本エネルギーカード混色デッキについて

過去推奨デッキでは、基本エネルギーカードが2種以上のデッキがよくみられますが、
ワザコストと手札のエネルギーカードが噛み合わない場面が発生するため、まともに回るデッキを組み立てるにはかなり構築力を要求されます。
紹介されている混色デッキにはどのようなものがあるか、色数ごとに事例を出し、基本エネルギーカード混色を作るうえでの観点を確認します。

 

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3-1 【2色:わるクロバリヤード

http://blog.livedoor.jp/aqwsderft/archives/53384614.html
わるゴル、わるクロでダメカンを乗せ、「ヨガのポーズ」で高火力を出すデッキです。
上記リンクのレシピよりエネルギーカードの配分は、11枚(草7、超4)です。
超が少な目ですが、
中盤以降でバリヤード(J)にて仕留めるためかつコストが”超無”であるところもこのエネ配分で回せるものと考えられます。

アタッカーのメインワザが低コスト無色込みであれば、基本エネ2色デッキも色々組み合わせがありそうです。
黎明期からある、エビワラー+エレブーはそれにあたるでしょうか。


3-2 【3色:ルギア】

https://ameblo.jp/s-o-resistance/page-2.html
1エネ20点たねで弱点を突きつつ攻め、ベトンで相手のエネ加速を封じ、ルギア(neo1)による一撃を決めるデッキです。
上記リンクのレシピよりエネルギーカードの配分は、12枚(炎4、水2、雷2、虹4)です。
炎がやや多めなのは、ブーバー(シート緑)「ファイヤーバーン」の火力が理由となるようです。

ルギアをアタッカーとするためエネルギースタジアム回収できるよう基本エネルギーカードが3種入ってくるデッキとなります。
ルギア以外で3色のデッキを組むならば、「ばける」経由進化ポケモンの低コストワザで弱点を突くものか、
「ゆびをふる」でトラッシュワザや追加ダメ効果のあるワザを利用する場合が考えられます。
いずれにしろ組む際は基本エネルギーカードを3種入れる理由があることが大事です。


3-3 【6色:ホウオウ】

http://000708.blog.fc2.com/blog-entry-162.html
3色から一気に飛んで6色、すなわち基本エネルギーカード全色を入れるホウオウ(pf)デッキです。
全色エネルギーカードが張られた際の「レインボーバーン」は30+60=90のダメージを出すことが可能です。
上記リンクのレシピよりエネルギーカードの配分は、14枚(草2、炎3、水3、雷4、超1、闘1)です。
グドラ(neo3)対策のルギア(neo1)、カメ対策のエレブー(第一弾)により炎/水/雷がやや多め、草はベトベターによる毒撒きのため2枚、
超/闘はレインボーバーン用エネルギーカードとして1枚という配分がなされています。

メインがホウオウ(pf)であるためレインボーエネルギーもない完全基本エネルギーカード全色入りのデッキとなります。
流石に基本6色を入れるデッキはホウオウ(pf)以外では思いつきませんが、
ホウオウのサブアタッカー枠によりエネルギーカード配分を変えていくカスタマイズは楽しめそうです。


基本エネルギーカードの混色デッキは研究の余地が大いにあると思いますので、
旧裏集合知による革命的なデッキが生まれてくることを楽しみにしております。