Q卜部

ポケモンカード旧裏 研究と備忘録

ヨルノズク(neo1)をあじわう①

1. ヨルノズク(neo1)って何?

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1-1 ヨルノズク(neo1)とは

 ・「ヨルノズク」という名前である。
 ・Lv23である。
 ・無色ポケモンである。
 ・1進化ポケモンである。
 ・HP60である。
 ・[特殊能力]「みやぶる」を持っている。
 ・ワザ「つばさでうつ」を持っている。
 ・逃げるコストが0である。
 ・弱点が雷である。
 ・抵抗力が闘である。
 ・ふくろうポケモン:身長1.6m、体重40.8kgである。
 ・No164、レアリティマークは◆である。


2000年2月4日に発売されたポケモンカード★neoに封入されている。
1進化としてやや低めなHPとなんの変哲もないワザを持つカードであるが、特殊能力が強力。
複数体並べられれば、相手の展開を一方的に抑えられる。
にげる0というところもベンチに置いて邪魔をしない優秀な要素。
イラストはKen Sugimori。
夜の森にヨルノズクが3体。後ろ2体が怪しく光る眼でこちらを窺う。
トレーナーカード除去待ったなしの盤面。
ちなみにフクロウとミミズクの違いは羽角(耳っぽい部分)の有無のようです。
ということはヨルノズクはミミズクポケモン…?
※話は違うが邪眼系ふくろう代表のミネルヴァさん、こいつがみやぶるとき相手を問答無用できぜつさせる。



1-2 [特殊能力]みやぶる

この力は、自分の番ごとに1回使える。コインを投げて「おもて」なら、相手の手札を見る。その中に「トレーナーカード」があれば、1枚を選び、それを山札に戻して、よく切る。このカードが「ねむり・マヒ・こんらん」状態のとき、この力は使えない。

優先して戻す対象はドロー系カード。
山札を引けなければエネ張ることも、ポケモンを展開させることも、有用なトレーナーカードを使うこともできない。
ドローカードがなくてもトレーナーを戻し続けることで、ドローカードを引かせる確率を減らせる。
ドロ―カードがない場合相手の手札が覗けることで動きの予想が簡単に行えるため、優位な盤面を維持できる。
手札枚数を減らすことで、ナツメの眼/スパイ作戦/カツラのギャンブルの効果を薄める、パソ通ダウジング/リムーブ禁止ジム下のリムーブの発動条件を満たせなくする効果もある。
また、カードを山に戻す場合、相手の山を切るので、リサイクル/ポケモン図鑑/フラッシュ/みらいよちなどへの妨害が行える。



1-3 所感
みやぶるは単体では50%という確率なので心許ないが、複数体並べると凶悪。
みるみるうちに相手の手札は減っていくことになる。
ただし長期戦になるとこちらの山札切れという負け筋ができるので、早く攻めることをしたい。

               ※2体並んだ時のみやぶるミミズク一族イメージ
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みやぶるを使われる側のプレッシャーは強い。
展開の妨害という「ポルターガイスト」とはまた違った手札のトレーナーに対する圧力をかけられるため、
序盤から中盤にかけて使いたくない場面でトレーナー消費を迫られ、無理な展開を強いられてしまう。
ハンデス維持状態にされれば、毎ターン初めに祈りながらの運びとなるだろう。

突風を戻し、ドンファンを守る。
リムーブを戻し、エネエネマインを守る。
ジムを戻し、わるいポケモンを守る。
まきベトを戻し、メタモンやタケキュウを守る。
ポケモン入れ替えを戻し、状態異常を維持させる。
展開によりタッチされる様々な盤面に影響を及ぼすトレーナーカードを戻すことを考えると、ヨルノズクと合わせるアタッカーは幅広い。
自分だけのデッキを考える楽しみがある。