Q卜部

ポケモンカード旧裏 研究と備忘録

ナツメのフーディンをあじわう

ポケモンのテクニシャン筆頭、ナツメのフーディンについてあじわう。
超の世界へダイブできるカードについて綴ります。



 



2018/12/19
・新規作成
2020/05/21
・リンクを修正

ナツメのフーディンをあじわう①

1.ナツメのフーディンって何 ?

1-1 ナツメのフーディンとは

イメージ 1

・「ナツメのフーディン」という名前である。
・「ナツメのポケモン」である。
・Lv.44である
・超ポケモンである。
・「ナツメのユンゲラー」から進化する。
・2進化ポケモンである。
・HP80である。
・特殊能力「サイコリンク」を持っている。
・ワザ「メガバーン」を持っている。
・逃げるコストが3である。
・弱点が超である。
・抵抗力はない。
・ねんりきポケモン:身長1.5m、体重48kgである。
・イラストはKen Sugimori。
・No065、レアリティマークはなし、もしくは★である。


1999年2月26日のポケモンジム第3弾ヤマブキシティジムナツメが初出。
その後1999年6月25日発売のジム拡張第2弾闇からの挑戦でも収録されている。
イラストは暗い背景の中対峙するものを見据える眼光、共鳴する両手に握られるスプーン。うーんすき。
スプーンを持った自分の超ポケモンへリンクさせるなんて妄想をする。


イメージ 2

性能としては2進化でHP80、逃げるコストは3と重い、ワザは色拘束が薄く超には珍しい60点を出すが4エネと重くかつ連続使用不可能。

しかしそんなネガティブ要素を吹き飛ばす面白さが特殊能力にある。
特殊能力「サイコリンク」は自分の場の超ポケモンのワザをすべて使うことができる。



1-2 「サイコリンク
自分の場の「超」ポケモンが持っているすべてのワザを、このカードも持っている
ものとする。(それらのワザを、このカードのワザとして使うことができる)。この
カードが「ねむり・マヒ・こんらん」状態のとき、この力は消える。

サイコリンクの基本的な利用方針とメリデメについて、以下箇条書きの内容を想定。
・異なるポケモンのワザを「ナツメのフーディン」自身が使用
 〇デメリットのあるワザを別のワザでリカバー
 〇逃げる/入れ替えコストを考えず異なるポケモンのワザを掛け合わせられる
 ×逃げるコストが重く、バトル場に居座ることになるため、状態異常に弱い
・HPの低いポケモンが使うワザを使用
 〇場の損失を低く抑えつつワザを連続使用できる
 ×場にHPの低い超ポケモンをエネなしで出したままとなることで、ベンチ圧迫、カラスロック対象となる
・ナツメのポケモンがワザを使用
 〇ナツメのESP、ナツメ、ヤマブキシティジム利用可能、特にコイン系のワザにメリットが大きい


「チェンジダメージ」を75%成功率で使用するか、
「サイケ」や「レインボーウェーブ」など低HPポケモンの魅力あるワザで攻めるか、
強力なトラッシュ系のワザに「エネルギーきゅうしゅう」を合わせるか、
「ゴミあさり」で強力なトレーナーを使いまわすか、
「サイコデュープ」でロマンを求めるか。
ポケモンの世界が広がる。


関東旧裏オフ(12/8)

関東旧裏オフレポ


【レポート】
708さん主催の2018/12/8に関東オフに参加しました。
今回使ったデッキは、超エネルギーリムーブを「サイコリンク」経由の「ゴミあさり」で使いまわしてエネを枯らしてLO狙いつつサイドもそこそことれる設計のデッキです。
カメやグドラやスライのいる環境では難しい内容ですが、普段まず見られないアンノーンYとヤマブキシティの健闘を見て欲しかったため使いました。

イメージ 1

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本戦前にスイカさんとフリー。
メタモンですよと事前に告知を受け、スイカさんはどんな可能性を見たのだろうとテンションアップ。
こちらも是非スイカさんに見て欲しい逆流FINDを握る。

序盤ナツメのゴース(ジム拡張2)とメタモンが見えた時「ナイトスピリッツ」絡みかなと想像。
しかしオーキドで捨てた中にやさしいウインディが。これは…?
そして出てくるタケシのロコン。これはタケキュウメタモン
メタモンがタケキュウに変身することでエネ単色で多色デッキが組める可能性の泉。
研究放置していたデッキなので正直とても興味深い。
ニコタマはフル投入に見え、デンリュウやゴローンが確認できた。
そして化け先にメガニウム登場。「おいしげる」でニコタマ1枚で起動とは…。
※後からスイカさんより訂正があり、「おいしげる」は草エネルギーカードを2個分の草エネルギーとして扱う効果なので、変身状態のニコタマ1枚では2個分の草エネルギーとなり、4個分の草エネルギーにはならないということ。
あと対戦中化け先対象に変身した場合、特殊能力は使えるかという話があったが、オフィシャルブックの変身解説には、「変身対象となっているポケモンを構成しているカードのうち、一番上にあるカードに書かれている内容をすべて持っており、」という記述から、特殊能力は使えるものとして見てよいと考えられる。
そうなると変身先のタケキュウが化ける対象を変えるたびにバトル場のメタモンも対象が変化することが考えられる。
#メタモンの今後の発展のために有識者でこの辺をハッキリさせる会議を開けたらよいなぁ。タケキュウ×メタモン難解…。
相手に合わせて弱点を突いていくデッキはタケキュウ自身での構築はあるが、現実的な運用ではワザの幅が狭くなり低コスト寄り=打点確保が難しい。
メタモンかますと、有色中打点以上出せるポケモンを1デッキに詰め込める。これは強い。
一方こちらは逆流ワニを使用。
ただやはりひねくれておりFIND構成。
作法4回収3で無理やりFINDを揃える。サイド落ちケアはご存知ロケ参2(4にしたい)コラッタで。
ワニはじっくり3ターンかけて準備。その間呼び出しおよび展開阻害のためミニスカ。
次ターンドロソFINDで展開というズルいコンセプト。
ワニ準備完了後は必要なピン差しカードを状況によりFINDで引っ張り、トラッシュ交換で使いまわす動きを想定。

対戦内容のほうは自分がそれはそれは酷いミスを犯しまくり、カード触らない壁打ちのみの普段の行いを猛省…。ホントご迷惑おかけして申し訳ありません。。
どこかで改めてお手合わせできたらと。。
しかしこのデッキの醍醐味、FINDミニスカサーチ⇒ポケモン回収でF回収⇒ミニスカ使用⇒FINDオーキドサーチというズルをお披露目できてよかった。

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そして本線。

■1回戦(ヘルガーグドラ:えぼそさん) 0-2 負け
・初手場
自分(後攻):アンノーンY
ミュウツー(プロモ:エネルギーきゅうしゅう)
相手(先行):デルビル(neo2)

・流れ
ドロソがなく、「イールド」も裏で山圧縮に失敗。
2ターン目に悪エネついたデルビルに前が落とされる。
ミュウツーにエネ張るもトラッシュにエネがなくドロソ引けずそのまま負け。
再戦し、鋼ついたナツメのフーディンを立て、超エネルギーリムーブのサイクルに持っていけるも、
ヘルガー(neo3)の「ダークフレイム」にいなされ結局悪エネが4枚張られる状態となり負け。
ヘルガーは完全にノーマークだった。
突風2+ダウジング1のカラスもかなり危険。
この組み合わせは序盤の猛攻から中盤の堅実さ終盤の詰めとバランスの良さをしみじみ感じる。

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デッキ紹介時間。
ワニは来るだろうと思っていたが、草枠はエリウツが使用率トップ。他にはストライク(シート緑)ベトン、キョウスピアー。
わるマタもメガバナもいないという状況。
あとはR団サンダー、ネルトプス、グドラ軸が複数名その他といった分布。
気になるところは超エネルギーリムーブ使用者が、自分含む4人。リムーブ*2使用者は2人。リムーブ環境になっていた。
あとは入れ徳ダウジングマシン。使用者11名。
これまでのB3さん効果が強く顕れている気がする。

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■2回戦(サカキのカイリキー:せつなさん) 6-2 勝ち
・初手場
自分(後攻):コラッタ(ロケット団)
ミュウツー(プロモ:エネルギーきゅうしゅう)
相手(先行):コラッタ(ロケット団)

・流れ
ビリリダマがお相手の場に出ている状態だったため、バトル場にミュウツーを置いて山掘って超エネルギーリムーブ準備。
しかしお相手はピィで手札増強をするターンが続き、こちらは数ターンかけピィ突破。
出てくるはコラッタ
でんこうせっか」と「サイコバーン」の応酬。
げっ歯類に圧される伝説ポケモン
激しい戦いが繰り広げられる。
コラッタHP10、ミュウツーHP30になった時点でサカキのカイリキーが満を持してマルマインを纏い登場。
ミュウツーが落とされる。
次ターンすかさずリムーブでエネを剥がす。
次になぜか「こんじょう」で裏になったリカバリを考えずに「メガバーン」宣言。(ここは確実にゴミあさり)
「こんじょう」判定は表。
2度目の「エネエネ」により臨戦態勢となり、サカキの切り札で完全な状態に。切り札カッコイイ。わるふざけケアもうまい。
しかし「ハリケーンパンチ」はまさかの全裏や、ヤドランの「へんなこうどう」でダメをよけつつ何度か耐え、
「こんじょう」4回目でサカキのカイリキーを鎮める。
この間「イールド」はポケモン回収での施行を含め7回連続裏が出る。サボるなー働けー。
ピィ、エネエネ3回、カイリキーでサイド残り1枚。
サイド/トラッシュに突風がないことを確認し、残り6枚の山をオーキドで引ききり突風握りHP10のお相手のコラッタを呼び出し、こちらのコラッタの「でんこうせっか」でフィニッシュ。
有利な対面のはずがプレミや根性のタフさにより冷や冷やした一戦。

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■3回戦(キョウのスピアー:人生あまくんさん) 5-1 勝ち
・初手場
自分(後攻):アンノーンY
ヤドン(化石)
相手(先行):キョウのビードル

・流れ
初手キョウのビードルから10受けた次ターン、アンノーンYは「イールド」に成功。
次ターンスピアー進化⇒「しんけいどく」or「キョウ」で落とされるだろうが既に超エネルギーリムーブを握っているため問題なし。
スピアー進化されるも「しんけいどく」は裏。
アンノーンYを逃がし、「イールド」成功から超リムーブコストにし、ナツメのユンゲラー「ライフダウン」は裏。
草が前につきターン終了。さすがアンノーン仕事している。
ナツメのフーディンに進化させ、超リムーブサイクル開始。「しんけいどく」はワープポイントで回避想定。
次ターン、ニコタマ/変わり身の術が前に張られ、なおかつ「キョウ」が使われる。
「ひっさつばり」の結果は、裏。漢だ。なんという肝冷えムーブ。
そのままリムーブサイクルで場のエネを枯らし、攻める。
途中キョウのコクーンから「どくどくえき」を使われるも裏。
回数稼がれると厄介なため、超リムーブで1枚付いている自分の鋼を剥がし、「メガバーン」で気絶させる。
2体目の「どくどくえき」は浴び、キョウのスピアーを絡めて落とされるも、事前にヤマブキシティジムによるエネ確保で後続へのリカバリはバッチリ。
有利な場を維持し、時間切れで終了。サイド差で勝利。

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■4回戦(ストライクベトン:KGさん) 3-5 負け
・初手場
自分(先行):アンノーンY
ミュウツー(プロモ:エネルギーきゅうしゅう)
相手(後攻):ブビィ(イントロ)
┗ストライク(シート緑)

・流れ
お相手たねなしからのマリガンで超リムーブドロー。
ロケット団参上でサイドにベトンが見え、こちらにHP40がいたので序盤で引かれると思い、
ミュウツー鋼*2とシンクロケーシィをアタッカーにし、ヤドン単品で超リムーブ回収でエネが枯れるかと想定して動く。(スラッシュダウン連続使用で常に1エネコスト逃げの動きをするため)
ドロソはオーキドとマサキ。
「エネルギーかいしゅう」用エネ落としとクルミ引くの目当てでマサキ。
オーキドと夜廃を引く。
ゴミあさりを連発できないプランで引きたくないものを引く。
イールド成功逃げから、ミュウツーにエネつけてワザはベイビィ判定失敗。
次自分のターン、オーキドドロー。
後ろのストライクの1エネを超リムーブで剥がしてオーキド展開。つらい。
ヤドランを用意しミュウツーにエネ張る。
お互いに攻撃開始。
プラパをからめ2ターンで落ちるミュウツー
ヤドランの変な行動もスラッシュダウン1回分でベトンによる打ち止め。
4積みされた学習装置でお相手の場のエネは淀みなく場に残り止まらないスラッシュダウン。
シンクロウェーブ」や「ライフダウン」でも応戦するも縮まらないサイド差。
エクストラターンになり、こちらサイド3、お相手サイド2、こちらのターン。
同サイドに持っていこうと「ライフダウン」で残りHP10になったストライクを無視しミュウツーの「エネルギーかいしゅう」⇒鋼超。
次ターンベトベターが出てきて「べとべと」⇒表
次ターンワープポイントで戻し麻痺解除、お相手ブビィが出てくる⇒裏
最終ターン、ダウジングで突風、ケーシィ呼ばれてサイド引かれる。
一回でもゴミあさりで超リムーブ挟めば違ったかもしれなかったが、1ターンも1エネも無駄にできない対戦だった。

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結果発表。
優勝はワニカメの柚樹さん。
有用なトレーナーに殿堂を割かず、二大アタッカーをフルに2枚ずつ充て、ラプラスとピィの壁、育て屋なし交換おじさん4枚という内容から安定さを感じます。
やりたいことをシンプルにまとめている美しい構築です。

準優勝はemptyさん。
過去2度大地雷デッキを組んできている個人的に大注目の方ですが、今回は大真面目です。
コンセプトに沿って綿密に考えられているカードチョイスはとても参考になります。
あとお付4枚でメインは立てやすいとはいえドロソ12枚(内訳:オーキド、ウツギ、マサキ)で回すのは凄い。

自分は2-2で13位くらいでした。
そしてありがたいことにデッキ賞(柚樹さんと同数票)を頂けました。
陰キャデッキ使い万歳!
あぷーさん超しか使わないですよね、と言われたのでいえいえそんなことはと言いつつ思い返すと、
初参戦:わるクロバリヤード
2回目:わるいゴルダックヨルノズク
3回目:わるヘルカラスメタモン
4回目:超メタモン
そして今回の、ほぼ超しか握ってないですね。

あとユークさん土産のマルセイバターサンドこれ大好物です。ごちそうさまです。

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その後フリーで旧裏熱の高さを感じるすどうっどさんと対戦。
こちら超メタモン、お相手は錯乱わるゲンとゲンガー対決。
初手ゴース、お相手ヤドンで先行。
ドロソなくゆっくりとしたスタート。
次自分のターン、ゴーストに進化しサイド1枚ゲット。
ベロリンガ登場。
ゴーストでうまいこと混乱にさせることに成功。
ゲンガーに進化し自傷ダメージと「ナイトヘッド」でベンチのピィを落とす。
お互いに展開し始め、わるいゴーストがベンチにでる。
メタモンが「すごいへんしん」に成功し、わるいゴーストに変身。
サイド稼ぐ目的でお相手のベンチにピィを出す。
しかしせまいジムで回収されてしまう。
その後わるいゲンガーが立つもエネが1だったため、
逆指名「ナイトヘッド」、HPを10にし、次自分のターンで「のろい」によりきぜつさせる。
ベンチのバリヤード(J)の学習装置を発動させないことに成功。やはり「のろい」強い。
錯乱ジムがでるも、展開はドリオができてないのみだったので、ゆっくりとダメを稼いでいく。
2体目のわるゲンが立ったので、ジム張替えからの展開、ドリオを立てる。
1エネ張ったメタモンが変身成功したので、すかさずわるゲンに変身。
ニコタマ張って場を荒らし、そのまま勝利。
こちらの変身コインやお相手の錯乱が序盤に来なかったことにだいぶ助けられた内容であった。

(のろいゲンガーも楽しいのでぜひ使ってその強さ確かめてほしいです)

今回も旧裏成分をたくさん摂取できて大満足の一日でした。
主催の708さん、対戦してくれた/旧裏トークにお付き合い頂いた方ありがとうございました。

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【採用カード一部集計】
個人的に気になるカードのざっくり集計コーナー。
デッキと内訳をゆるくピックアップし雑に所感。

イメージ 2


前回の関東殿堂初のオフとデッキを比べると、
ワニ増加をはじめに、草、鋼が増加。
カメも意識されてか、R団サンダーが増加。
メガバナやわるマタはおらず、水の流行りが予想され炎は完全に消えたが、708さんが意図した旧裏らしさが前回より強く出ているように感じる。

使用カードで気になるところは、まずダウジングとリサイクルの使用率の高さ。
引っ張られ超リムーブ使用率が増加していることがうかがえる。
特殊エネおよびエネエネにはつらい環境。

ドロソはエリカ採用がちらほら目立ち、クルミなしなども見え、デッキに合わせた構成が見てて楽しめる。

まきべとの使用率が増加。
押し上げたのはワニ。メガバナへの対策と考えられる。

ポケモン交換おじさんはたねメイン、エリカ以外であれば3枚以上で安定して採用されている。
個人的にはキョウスピアーのポケモンサーチなし(たねはキョウポッポ)が漢らしくて拍手。

ロケット団参上採用が減っている。
優勝者の構築にあるようなメインポケモンを細くせずサイド取れる構築に強みを感じている流れか。
ここからピン差しでの面白い構築を期待。

少し気になるところは前回よりジムの採用枚数が全体的に減っている。
ジムで悪いことできる環境になってきた。
あとジム関連ではダウジングの流行りからポケモンタワー採用が増えると見込んだがはずれた。
メラメラパラセクトタワーなんてくるのかなぁと…。
(参考:以下スイカさん記事より)
http://blog.livedoor.jp/aqwsderft/archives/48854992.html?p=2

ベイビィは採用が減っている。
ピィやイントロ系の使いやすさはありわるクロもいない環境だが、
それよりデッキにとって汎用性の高い、コンセプトを昇華させるカードに替えられたか。

カラス採用減。よいことだ。

エイパム使用増加。
ナツメのスリーパー、わるいゴーストでのベンチロックが刺さる場面が出てきている。
(笛でいいよね)

画像内に記載していないが、バリヤード(シート青)の採用は0。
強力な能力ではあるが受け身であり、殿堂P使ってデッキパワーを下げるネガティブさが顕れたか。
あとププリン(neo2)もワニには採用0。
ワニ使うときは個人的にパラセクト(neo3)が恐いのでプテラ(化石)もまとめて見られるため入れたい衝動に駆られるが、トラッシュ交換で使いまわせるまきべとに置き換え、ほかの有用な殿堂カードに変わられたと考える。

年ごとに関東殿堂は改訂されるので、ここからどうまた変遷があるのか今から楽しみである。


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最後に。
暮れの挨拶にはまだ少し早いですが、今年もよい旧裏ライフを皆さまのおかげで送れました。
来年もまたどうぞ宜しくお願い致します。



おしまい


特殊能力への妨害

特殊能力への妨害

~お題目~
1.はじめに
2.妨害目的
3.妨害手段と対策
4.採用傾向




1.はじめに
なんらかの特殊能力を取り入れたデッキを組む時、または相手の特殊能力を意識した際に見る内容です。
#特殊能力スキーな自分が、個人的に見返すための備忘録



2.妨害目的
まず「妨害」は「特殊能力の効果を消すこと」、としてここでは扱います。
どの特殊能力を妨害する想定なのか、攻め手視点で優先されるべき対象を主観で分類して一例を挙げていきます。


①ロック回避
「げんしのちから」
「アレルギーかふん」
「かがくへんかガス」
「とおせんぼ」
etc...

恐怖のロック対策。
「かがくへんかガス」については、まきちらせベトベトガスを使用し、
その後特殊能力を使用したい対象を進化させる、特殊能力一時的に使うことを想定します。
ねんちゃくえき」によるソフトロックの一時解除も意識します。


②突破
「なぞのかべ」
ニュートラルダメージ」
「Quiken」
「ダメージスワップ
「へんなこうどう」
エナジートランス」
etc...

詰み要素の壁、耐久対策。
突破困難な状況を打開します。


③加速妨害
「おいしげる
「ファイヤーリチャージ」
「あまごい」
「エネエネ」
etc...
加速を妨害し、次の相手の番は手張りエネ1枚を予測した動きができます。


④変身解除
「へんしん」
「すごいへんしん」
「ばける」
団体系ダメージダウンや変身元の最大HPダメージを与えた後にきぜつを狙います。


⑤ワザ反応系および何らかの行動時におけるリスク除去
「はんげき」「ショックボム」「ファイナルビーム」
「どくのたいえき」「ぼうぎょかふん」「だつりょくえき」「ぶんれつ」
「ちえくらべ」「かんでん」「まきびし」「おとしあな」
etc...
盤面を不利にする要素を取り除きます。



3.妨害手段と対策
特殊能力への妨害手段の分類をし、それぞれの受け手視点の対策を挙げます。

イメージ 1







イメージ 2






番外でピチュー(neo1)があります。
無色1エネで、お互いの場の特殊能力持ちポケモンに弱点・抵抗力を無視し20点と、非常に強力なワザです。
特殊能力を並べて使うデッキにはとても刺さる1枚です。
自分のベンチの鋼ドガース(シート赤)に10ダメ与えさせ「ぶんれつ」させる、
フーディンにダメを与え「ダメージシフト」のダメージ源とするなど、
自傷効果をうまく使えれば更に強力な動きができます。
対策としては、基本的なベイビィの対策手段と同様になります。



4.採用傾向
採用傾向の多い妨害手段を取り上げます。
※★は新殿堂、関東殿堂における殿堂ポイントを示す

・まきちらせベトベトガス
殿堂消費せず、プテラロックすり抜けやバリヤード(J)突破など、詰み場面を回避できます。
殿堂がないため最も多く採用され、1~2枚入る傾向があります。
使い捨てかつ全体にかかることに注意です。


ベトベトン(化石)★★★★
キングドラ(neo3)やホウオウ(PF)など特殊能力を使わないアタッカーがメインのデッキに入ります。
各種特殊能力によるロックをある程度意識しなくてもよい構築ができます。
エネ加速を封じることで、エネ展開速度を同じにさせるので、壁を置いてじっくりメインを育てることができます。
バトル場に呼ばれると面倒なので、先に1エネを張っておく、ふうせんの実をつけておく、入れ替え手段を用意しておくなどが必要です。


ププリン(neo2)★
わるいラフレシアプテラロック、団体系ばける解除、バリヤード(シート)など、
相手ベンチの置物に対して有効です。
バリヤード(J)をワープポイントなどでベンチに動かし、40ダメージ与えるという動きもできます。
エネなしで使えるのは強いですが、ベトベトン(化石)やカビゴン(シート青)に注意です。


・ブビィ(neo1)★★
自分の番まで効果が持続するので、各種ロックに有効です。
弱点をつけつつ加速/耐久を封じるメガバナにも強く刺さります。
他にはわるいクロバットと組ませると、進化で「モクモク」の効果は無効となるため、
一方的にわるクロラインはかみついて攻撃ができます。


・個人的に気になる1枚
「スタンウェーブ」は「なぞのかべ」突破の手段として使える場面はあるかもしれないと発見がありました。
エリウツと使うと妨害力アップ?



以上、特殊能力を存分に使える構築、ベストタイミングで使わせない手段を持つ構築を考える際に宜しければご参照下さい。



ヨルノズク(neo1)をあじわう④

4. ヨルノズクを使ったデッキ

4-1 概要

実際に組んで使ってみたデッキを公開。
関西旧裏オフ(https://blogs.yahoo.co.jp/apooooo0/58189452.html)で使用。

イメージ 2


【使用可能レギュレーション】
・新殿堂(http://rainbowgym.blog.fc2.com/blog-entry-79.html)
・関東殿堂(http://000708.blog.fc2.com/blog-entry-119.html)



ポケモン:15枚
4   ベトベター(化石)
3   ホーホー(neo1)
3   ヨルノズク(neo1)
1   エイパム(neo1)

トレーナー:35枚
4   マサキ
4   ウツギ
4   クルミ
4   リサイクル
3   ポケモン交換おじさん
1   礼儀作法
1   超エネルギーリムーブ★★★★
1   エネルギーリムーブ★★
2   ポケモンぎゃくしめい★★
3   プラスパワー
1   お上品攻撃
1   夜の廃品回収
1   タイムカプセル
1   ロケット団のアジト

エネルギー:10枚
10  草


【特徴】
わるいベトベトンを次々に臨戦態勢にしつつ、「ヘドロパンチ」で殴るだけ。
相手をバトル場にロックし、打点調整により相手の番ポケモンチェックに毒できぜつさせることを狙う。
先制攻撃、学習装置/ハチマキ無効化、逃げ0/ドリオ構築など逃げる主体の動きを妨害するのが役割。
そして以下を合わせることでわるいベトベトンをサポートし、わるいベトベトンへの被弾を軽減し展開を進める。
・「みやぶる」にてポケモンサーチによる進化、入れ替えを除外する
・リムーブ系で被弾を防ぎ特殊能力と併せ更に逃げ辛くする
・プラスパワー、お上品攻撃でダメ調整



4-2 個別説明
ベトベター(化石)
HP50で1エネ10点+まひ、逃げる1といいスペック。
「ちいさくなる」は被弾を抑えたい場面+次ターン進化でダメ調整いらない場面で使う。

・わるいベトベトン(ロケット団)
HP60で草2エネで20点+確定毒。
特殊能力でにげるコスト+2と自身のワザと相まってかなり嫌らしい。
ベイビィやドリオ入りのデッキに対し強くけん制する。
逃げ2だが2エネ始動なので逆指名を使いやすい。
ロケット団のアジトを場に置きたい。

ヨルノズク(neo1)
展開、ポケモンサーチ、エネ、入れ替え系タッチの妨害。
複数立てて使いたい。
逃げ0で逆指名使いやすい。
マダツボミの塔+ヤミカラス(neo1)に注意。

エイパム(neo1)
「みやぶる」デッキの弱点をカバー。
リムーブ系、逆指名を持って帰りたい。

・ドロソ
リサイクル4積みなのでマサキあたり少しだけ多いかも。。
眼は「みやぶる」とマイナスシナジーなので不採用。

・リサイクル
逆指名orリムーブ系orドロソ。
目的は色々。

・超エネルギーリムーブ、エネルギーリムーブ
無傷で自分の番を迎える、逃げるコスト除去が目的。
状況によって使い分ける。

・プラスパワー
打点調整。
巻きで盤面を有利に運ぶ。

・お上品攻撃
繰り返し使える打点調整。
オーキド、ウツギ使用前にいったん退避も可能。

ポケモン逆指名
アタッカーが2エネ起動で身軽に動けるため採用。
ポケモン進化できないターンがしばしば発生するので2枚。

ポケモン交換おじさん
進化が7枚。
わるいベトベトンもノズクも早めに展開したいので3枚。

・礼儀作法
たね8枚なので1枚投入。

・夜の廃品回収
わるいベトベトンを絶やさない、またエネルギー回収のため。
タイムカプセルがあるので1枚。

・タイムカプセル
相手の山にカードを戻す効果が狙い。
「みやぶる」で展開が遅らせている序~中盤あたりに使えれば。
戻す枚数が5枚と多いのも「みやぶる」デッキと相性よし。
使用後トレーナーが使えないので展開完了後のタイミングで使用する。

ロケット団のアジト
普段は相手のジム割りで自ポケモンがきぜつする恐れのあるカードなので嫌煙するが、
アタッカーのHPが低い、「みやぶる」で割る可能性を低めることで投入。

・草エネルギー
ベトン4*2+超エネルギーリムーブ+α。
わるいベトベトンラインに毎ターン張れる枚数を意識。



4-3 除外カード
ディフェンダー
HP低いのでほしいが、リムーブと毒気絶先制攻撃で被弾をさせない動きをするため除外。

ムチュール(neo3)
たね8枚でHP40,50のデッキなので入れると少し安心。
特殊エネ山戻し、逃げ0とデッキ相性はよい。殿堂0が偉い。削るならマサキか。

ロケット団のおねーさん
序盤の展開を確実に遅らせる目的。
複数枚入れたいが枠が厳しい。

・くすぐりマシーン
毒気絶調整ワザ無しターンエンド時に。
面白いが使いづらい。



4-4 相性表

イメージ 1


皆さんのヨルノズクの相方は誰でしょう。
ヨルノズクはまだ見ぬ相方を探しております。

以上、実践的ヨルノズク(neo1)を主体としたデッキ紹介でした。

関西旧裏オフ(2018/8/18)

関西旧裏オフレポ

ソラさん主催「第15回関西旧裏ポケカオフ会-neo-」に参加してきました。


今は昔mixiのコミュニティで旧裏活動をされていた時期からお邪魔したかった憧れのオフについに参加できる、
かつ旧裏活動を支えてきた重鎮の方々とお会いできると思うと開催前から心拍数は跳ね上がります。
そして地域を越えてまだ見ぬデッキに会いにいけることにワクワクが止まりません。

今回使うデッキは不安要素だけが見えて本戦直前まで何を握るか決まっておらず、
以下のどれかから当日ティンときたものをチョイスしようとしてました。

 ①超メタモン
⇒直線的なデッキと搦め手が半々の分布と勝手に想像し、ネルトプスの威圧感とヤミカラスの影に恐れる
 ②わるクロファンポリカラス
⇒置物なしの中~高打点速攻(スライ、わるマタ)に追いつけない
 ③わるマタメタモン
⇒対策はしているが依然ハガネール、鋼ラッキー、ピクシーが辛い
 ④わるベトノズク
⇒リムーブ耐性と30点クロックのグドラに力負けする
 ⑤ネルプテラ
オムナイト+プテラロックが決まらなければただのハガネール単、運要素が強く、重くて融通が利かない、たね少ないので最初に山引かれる


【本戦前】
オフ会前日23:00の東京駅からの夜行バスで弾丸ツアー開始。
イカさんよりアップされた動画を愉しみつつ夢うつつ。
#ネコアルツさんのホウオウルギアベトンのヤバさを感じる、WHFミュウチョイスに感銘


開場は9:00だが気が急いて8:30には現地周辺に到着。
少し入り口が分かりづらく、ソラさんと出会い、ブロック周辺探索、
会場発見後談笑しつつ9:00前に参加者の方々が続々と集まり会場入り。

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設営準備後、フリー対戦。

お相手はスイカさん。
初戦こちらはネルプテラを使用。
動きとしては、
ハガネールをできれば2体進化させたのち、オムナイト(neo2)「かせきのふっかつ」で、プテラ(化石)を展開するのが理想。
実際の対戦は、先行し2ターン目でハガネールオムナイトを進化させプテラを呼び出し成功というかなり素晴らしい動き。
お相手のピッピ(シート青)によるプテラ呼び出しも、確定30点出せるのでそのままエネ手張り。
「ひかるゆび」による眠りもポケモンチェックによりポケモン入れ替えを出さずして乗り切り無理やり倒す。
そのまま進化ロックしつつ勝利。
置物の天敵ピッピを殴れるのはそこそこあり、かも。

次にわるベトノズクを使用。
逃げソフトロック+毒+リムーブ+みやぶるにて、お相手のポケモンチェックで倒して先行アタックしていくデッキ。
実際の対戦は、お互いノズクの「みやぶる」でハンデスを仕掛けるもことごとく裏となり、お互い難なく場を展開する。
こちらアジト出せず「スパーク」でわるベト2確、ノズク1確に加え、ベンチのライコウ(neo3)の「いなびかり」により何かを捨てる甘えが許されない動きを強いられる。
そのまま押し負け。
適切に使えば有利な場を作りつつアタッカーとなれるライコウに脅威を感じた1戦。

そんなこんなで時間となり、30人近くが部屋の壁沿いに輪となり自己紹介タイム。
「変態デッキがスキです、今日は皆さんの変態を見せてください。」と事案発生発言をかましつつ組み分け。
慣れてて使いやすい楽しいデッキにしようとここで超メタモンを握ると決める。


関東殿堂と比べると、
ニコタマがミニスカに代えている。
ゴース(シート緑)でもよいが、
有利な場面を更に有利にし、ほぼどのデッキにも刺さり山回復もできる汎用性に惹かれる。
そして予選開始。

※ほとんど対戦の記録取ってないので記憶が曖昧なところがあります。誤った内容があるかもしれませんのでご了承ください。



【予選-午前】
■1回戦(とがぴーさん:カツウィン)
・初手場
自分(先行):ゴース(化石)
相手(後行):カツラのガーディ(もえあがる)
ヒノアラシ(イントロ)*2

・流れ
お相手はプレマ、GXマーカー、コインからガーディ/ウインディ愛がビシビシ伝わってきます。
場からほぼほぼカツウィンと想定。
こちら手札が、
 - 夜廃*2
 - 逆指名*3
 - マダツボミの塔
と絶望の初手。
「もえあがる」で加速されると本当につらいので、逆指名を使用してターンエンド。
するとお相手ナツメの眼を使用し、炎をベンチのカツラのガーディに張って終了。
これは僥倖、ドロソもしっかりとある。
ゴースト(ポルタ―)に進化しトレーナー圧力をかけつつダメばらまき開始。
お相手に刺さるバリヤード(J)を場に出し、カツラのガーディ/マグマラシ(neo1)に留めておく牽制をし、
逆指名を絡めた「のろい」+「ナイトヘッド」でカツラのガーディを倒す。
ここでお相手ピチュー(イントロ)がバトル場にでてくる。
ベンチのヒノアラシに40乗っている+ドリオがないのでメタモンチャレンジできない+逆指名が手元にないことから、
サイド2枚取りの欲張りベイビィチャレンジ。
結果2ターン避けられてしまう。
その後「のろい」移し逆指名ヒノアラシ呼び出し「ナイトヘッド」で落とす。
(ここは山掘って逆指名探して2ターンで確実にピチューを落とす方向がよかったか)
場は動き、お相手の「ファイアーリチャージ」があまり振るわず、手張りでこちらのゲンガー(化石)が落とされる状況でも、
「ヒートタックル」と宣言するところから攻め時と判断。
ミニスカート使用して、「のろい」+「ヨガのポーズ」で有利な場を作っていく。
ププリン(neo2)を「のろい」で落としたり、逆指名で展開を阻害し続け勝利。
初手の手札から復帰できなければ短期で終わっていた危なげな1戦だった。
⇒ 6-1 勝ち


ここでお昼休憩。
コンビニで軽食を済ましつつトレードの野次馬。
白音紅さんとKGさんとの価値を判別できない大量のカードの異次元トレードの狂気を目の当たりにして、
自分はどの感情にも当てはまらない顔となっていた。



【予選-午後】
■2回戦(スイカさん:わるクロピクシーナツメケーシィ)
・初手場
自分(先行):メタモン(シート赤)
相手(後攻):ズバット(neo3)

・流れ
朝のフリー対戦はアップだったのか、スイカさんと本戦でなんとあたることとなる。
10周年ということでワニ使用されると分が悪いなと思いつつ開始。
ズバット(neo3)がいるので、ピクロバゲラ?と思うも、毒撒かれると面倒だと考え、変身逃げ0および逆指名からのゴース(化石)へのタッチを考える。
マダツボミの塔を出し、夜廃での回収を目論みゴースト*2、ゲンガー、超エネ*2を捨てオーキド、追加でウツギ使用。
ゴースどころかたねもでやしない。
次ターンこっそりかみつかれることもないとし、逃げ0になりたいし毒撒くかとメタモンチャレンジ⇒失敗。ターンエンド。
#対戦終了後に伝えられたが、ズバットに変身していたら「エネループ」で1killを狙えたということ、自分の考慮の甘さよ…。
お相手ピッピ(シート青)が場に出ており、ピクロゲバラとほぼ想定してプランを考える。
とりあえずメタモン(シート赤)とバリヤード(J)の出すタイミングは注意して、抵抗力低下は出さずウソッキー(pf)を回収を目論む。
こちらはゴースト(ポルタ―)、ドリオと場を作れ、お相手はわるクロ退化スプレーハイパーによる攻めにより一進一退の攻防となる。
サイド2枚とられている状況で、場のゴースをゴースト(おんねん)にすればわるクロライン落とせることに気づき、
山掘って逆指名とともにゴースト(おんねん)に進化。わるクロを落とす。
お相手の展開が遅いため、ミニスカート阻害からのゲンガー(化石)を立て後ろちまちま叩くかと考える。
マダツボミの塔が割られないことをいいことに「ぶきみなひかり」で混乱仕込んで動きづらくして、
「おんねん」の確定ダメが貴重だからゲンガーは別のラインから立てるかと悠長なプレイングをする。
ピッピの有効打がないため、メタモンをお相手のズバットに変身して思いついたように毒を仕込む。
その後はわるクロに変身してダメカンばらまくかなーと軽く考えていると、
返しにピクシーへ進化からの逃げ、ナツメのケーシィと交代され「エネループ」でズバットメタモン落ち。エネループに無警戒すぎ。
その返しにこちらはメタモンを出してナツメのケーシィへ変身、「エネループ」で落とす。
#サイド取得プランの逆指名4以外の2をピッピ入れて進めての攻めだったが、結果的に御の字に。。
このあたりでもう、かみつれる計算、お相手の夜廃/スプレー/逆指名使用枚数、ウソッキー/バリヤード/メタモン展開タイミング、逆指名枚数、抵抗力低下ジム張替えタイミング、エネルギー/山札枚数のチェックで思考回路がショート寸前。
「おんねん」確定ダメに捕らわれて、ピクシーの「ゆびをふる」の「おんねん」でマダツボミの塔越しのかみつく込みでエネ3きのみつけたゴーストが落とされる状況を許してしまうプレミをする。
#数ターンゲンガーを握っていた。
なんやかんやあり最終的には4枚目の逆指名を手に「ナイトヘッド」でわるゴルを落として勝利。
対戦の中盤から終盤震えが続き、既に記憶がなくなっている、壮絶。。
MVPはマダツボミの塔。
⇒6-5 勝ち


■3回戦(よしのんさん:キョウのラッキー)
・初手場
自分(後攻):ゴース(化石)
相手(先行):キョウのポッポ(でんれい)
┗(キョウ)のラッキー
・流れ
ラッキーを加護に仕掛けてくるよしのんさん。
キョウのものとなったラッキーが睨みを利かせている。
お相手の初手はでんれいキョウのポッポ。
「でんれい」からキョウのビードルを場に出してくる。
こちらは初手逆指名*2を捨てオーキド使用。
「のろい」+「たたきつける」で落とせるチャンスを作るためウソッキー(pf)を場に出し、
要部分(ドリオ/ゲンガー/メタモン)も順調に展開する。
お相手はエレキッドをベンチに出し、キョウのラッキーを壁とし、ダメを稼いでくる。
幸いコインは裏が続き「ナイトヘッド」でエレキッドを落とす。
そのころにはキョウのスピアーが立っており、「しんけいどく」で攻撃をしてくる。
セキチクシティジムをマダツボミの塔で除去し、またミニスカートが大きくささり、
ゲンガー(化石)でうまいことキョウのスピアーを落とすことに成功する。
ここでサイドは先行しているが、山の差が顕著であることに気づく。
2枚目のセキチクシティジムにより、キョウのラッキーは何度も復帰を繰り返し、山切れが見えてくる。
幸いエイパム(neo1)は手札にいたため山回復はできるのでウソッキー(pf)変身メタモン(シート赤)によりダメを稼ぐ。
途中キョウ秘伝身代わりの術から化石やピッピ人形によるターン稼ぎをされたり、
ウソッキー(pf)を突風で呼び出されたりしてヒヤリとしたが、エイパム(neo1)が山に戻りつつ攻め切って勝利。
リサイクルで突風を使いまわされていたら詰んでいた。
⇒ 6-0 勝ち


ここでグループ内で1位となったため決勝へと進むこととなる。
対戦後毎回お相手と振り返りしていたため決勝のデッキが分からず情報アドで負けてるなと思っていたところ、ある方から情報リークいただく。
2デッキは相性的には悪くなさそうだが、1デッキは短期決戦、これはできればあたりたくないとその時は思っていた。



【決勝トーナメント-開始前】
決勝は各グループ1位の4人によるトーナメントとなる。
メンバーは白音紅さん、みけるさん、ユミルテミルさん、自分となる。
組み分けをしたところ、見事できればあたりたくないデッキにあたることとなる。



【決勝トーナメント】
■4回戦(白音紅さん:エンテイファイヤーホウオウ)
・初手場
自分(後攻):ゴース(化石)
相手(先行):ファイヤー(シート赤)

・流れ
名古屋でのクラシックバトル予選にて終了直前にマッチングし、スライとわるマタで勝負がつかぬまま終わり、それ以来の対戦となる白音紅さん。
ナツメのプレマがエクセレント。
使うデッキは錯乱エンテイファイヤーホウオウということ。
自身も名古屋クラシックバトルで使った構築であり、ワンキルに強く、初手エネ加速と錯乱ジムを出せる勝ちパターンにハマると凶悪すぎることは体験済。
そのときはブビィ(neo1)を入れており、殿堂的に今回も入ってくると考え、バリヤード(J)とゲンガー(化石)をとにかく早く展開せねばと大まかなプラン立てをする。
カスミの怒りで掘って夜廃回収という型でなければ乗り越えられる…はず。

対戦準備中のドローで白音紅さんが笑い始める。これは自分だったら相手にしたくないと不穏すぎるコメント。
なんとしても先行を取らなければ序盤で決められてしまう。
先行後攻を決めるダイスを振る、後攻。
よりによって後攻。
開始、まずはお相手、ロケット団の実験を使用。コインは表。
引いて出してくるのはもちろん錯乱ジム。
そして「おたけび」。前ファイヤー(シート赤)に3枚。エンテイ(neo3)に1枚(多分)つく。
あ、終わった。
なんだこと美しい展開は、笑うしかないぞ。
想定する最悪の状況が眼前に繰り広げられている。
しかしまだ勝機はある。手札のドロソを使用していく。
オーキド⇒裏。
マサキ⇒表。
ウツギ⇒裏。(白音紅さん使用)
ん。とまった。
逆指名⇒表。エンテイ(neo3)呼び出し(逃げ1なのでほぼ意味なし)
メタモン(シート赤)、ウソッキー(pf)、ドードー(第一弾)をベンチに出し、ゴース(化石)の「したでなめる」⇒表。
細い、細い鉄骨の上を歩く気分。

番が返ってドロー。なんとオーキド。
デッキに応えなくてはならない、いざ⇒裏。
ゴースの「したでなめる」⇒表。
鉄骨に電流が流れ始めた気がする。

番が返ってドロー。超エネ。
ゴースの「したでなめる」⇒表。
鉄骨の上で風が吹き始めた感覚がする。

番が返ってドロー。

引き当てた…素引きだと。なんて引きだ。
ベンチに出しエネを張る。
ゴースの「したでなめる」⇒裏。
お相手、エンテイ(neo3)を逃がしファイヤー(シート赤)をバトル場に。
ゴースはきぜつ。
こちらバリヤードに更にエネを張り「ヨガのポーズ」で攻撃開始。
これで完全にお相手からの攻撃が止まる。
突破口はブビィとのことであるが、どうやら山にない様子。
ホウオウ(neo3)のベンチ攻撃によるサイドからサルベージを狙ってくる。
お相手、錯乱ジム下から実験を使用宣言、コインは裏となりこちらに使用権利が渡る。
使用を宣言し、コインは裏。
自分からみて、次のお相手の番の終わりまでトレーナー使用不可とややこしい状態となる。
次ターン、素引きしたジムをそのまま張替えようとする愚か者を早速晒す。
錯乱ジムを除去し、トレーナー利用がフリーに。
ホウオウ(neo3)のベンチ攻撃によりメタモンが落とされるもブビィは引かれず、
幸いコインがさほど振るわずこちらはゲンガーを立て「のろい」+「ヨガのポーズ」で攻めてゆく。
倒しても次々とくるホウオウ(neo3)にゲンガーが遂に倒されるも、幸運にもブビィは拾われなかった。
デッキ性質上ベンチ呼び出しがないとみて、ホウオウ(neo3)を4体倒したことを確認し、場を厚くしていく。
バリヤード(J)をバトル場に固定し、「のろい」+「ヨガのポーズ」で攻め続け、サイド引ききって勝利。

なんてこった。あの絶望の状況から逆転した。。
自分史上旧裏対戦で最も戦況がひっくり返った1戦と記憶される。
MVPはもちろんバリヤード(J)。
⇒ 6-3 勝ち


■5回戦(ユミルテミルさん:やさしいカイリキーヤドランバリヤード)
・初手場
自分(先行):メタモン(シート赤)
相手(後攻):メタモン(シート赤)

・流れ
やった決勝卓でメタモン(シート赤)の共演だ、と喜んでいるが実は既にひどい判断を犯している。
やさしいカイリキーと事前に聞いていたが全く想定ができないデッキ。
しかし少なくともワンリキー(第一弾)が来ると予想は容易く、メタモン(シート赤)1枚の手札では間違いなく引き直しすべきであった。
#じゃんけんで勝てば問題ないという、激しい連戦で既に思考回路はショート完全。
初手、お相手はクルミ*3で山を掘っていく。
ワンリキーは出ずに番が返る。ワンキル回避。
返しでゴースをベンチに出し、変身成功⇒ゴース、メタモンをベンチに逃がしゴースト進化に備える。
お相手はベロリンガ(J)をベンチに出し、変身ベロリンガ(J)から「まきつくベロ」。
マダツボミの塔を出しこちらはゴースト(ポルタ―)の「ナイトメア」で変身解除を狙う。
お相手メタモンポケモン回収、マダツボミの塔を抵抗力低下ジムで流し、ベロリンガ(J)で攻撃を仕掛けてくる。
お相手の手札があったため、「ポルターガイスト」を仕掛ける。計50ダメとなる。
この間にデッキの要を準備でき、バトル場をバリヤード(J)に交換し、「ヨガのポーズ」でベロリンガを落とす。
お相手、ワンリキー(シート赤)、ヤドン(neo1)、バリヤード(J)とベンチに出てくる。
ヤドラン(化石)と組み合わされると厄介なため、「のろい」+「したでなめる」で速やかに落とす。
次にやさしいゴーリキーが前にでてくる。
自身のダメを「へんなこうどう」で移し、「やまにかえす」という美しい動きを決めてくる。
やさしいカイリキーとなり「ナイトヘッド」を耐えてくるが、ベンチの10乗ったワンリキーに、
変身のろい+のろい*2でダメカンを映し「ナイトヘッド」でサイド2枚取りし、勝利。
弱点に助けられているが、お相手は超エネルギーリムーブ入りであったため、
使いまわしからの抵抗力低下ジム下からの「せいけんづき」連打「へんなこうどう」フォローで怪しい戦いとなっていたかもしれない。
⇒6-0 勝ち



【本戦後】
念願の関西オフでなんと優勝を決めてしまいました。
しかも関東勢で初だと。。最後の平成で。。書いてて慄いてます。
でも好きなポケモン達でここまでこれて感無量です。

そして賞品贈呈タイム。
ソラさん謹製のルギアホウオウ盾を頂きました。
なんだこの重厚感とクオリティの高さ…!
活躍したカードを入れて飾ってみます。

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半端ないへんしんを使いそうなメタモンとなりました。
いやこれ本当に素晴らしいですね。
大切にします。

そして副賞は大入り袋と池面袋。
ウツボットのスタンプが所せましと押されており、滲み出る狂気に惹かれ池面袋を手に取ります。
中身は、
て、てぇへんだ!ハンサム、数の暴力。
あとウツボットマッギョとメンテナンス?
旧裏のへんないきものと並べてファイリングです。

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そして恐ろしいほど魅力的な賞品群から上位者よりピックできます。
1位の人はBIGMAJICさん寄贈の海外プレマからチョイスできる!?
普段絶対手に入れられないものを頂けるなんてもう恐縮です。
ということでkawaiiモノスキなのでカントーロコンとケオケオのプレマを頂きます。めっちゃkawaii
あと参加賞の未開封拡張パック。(J,ジム拡張1,2のいずれか)
参加賞の言葉の定義を改めなくてはいけない気がする。
皆でぐるぐる部屋を回って色々と賞品を頂く。
忖度まんじゅうおいしい。
BIGMAJICキャンディーおいしい。
記念撮影を行い、オフ会は締めとなります。

ここから閉館まで自由時間です。
頭を酷使していたので休憩。
そんな折スイカさんのサイン現場を見てしまう。
最近もセンスが発光する曲を披露しており、旧裏界のアイドルとしても地位を確立された模様。

体力回復後、フリー対戦。
お相手は将棋さん。
ネルプテラを使用。
4回引き直し。
イワーク(neo1)出すも闘エネなし化石なしドロソなし。。
参上で表になったサイドも、エネ複数、ハガネールクルミとイケてなく、エネを「わるふざけ」で戻すレベル。
鋼張ったハガネールで耐えるも、お相手は潤沢な手札で場を展開。
ひかライが暴れまわり、そのまま敗北。

これじゃなんだということで、わるベトノズクで再戦。
ひかライは出てこず、ミュウツー(シート青)メイン、フリーザ(化石)サブアタッカーとし、攻めてくる。
「みやぶる」展開阻害、リムーブでエネエネマインや虹を除去するも、すり抜けて停滞せずわるベトを落としてくる。
後半はひかライが準備整うも、「エネエネ」を雷にしたおかげでベンチダメは軽微となり、わるベトの展開を止めずに勝利。

ひかライはベンチへの破壊力が異常。
完成するとベンチに出す行為=サイド差し出す行為となる。
虹*2+エネエネ(水)*2+水エネ*1でベンチのドンファンを抵抗力無視して1確。
割とそのエネがついてしまうから本当に脅威。
研究し甲斐がありそうです。

会場を後にし、2次会に移行。
RYUTAさん、みけるさん、ぐらさんとの卓で乾杯。
乾いた喉に麦スカッシュが刺さります。
旧裏、現行の話を肴に酒が旨いことなんの。
ぐらさんはクサメタルに造詣が深く、色々と教えてもらったのが個人的収穫。
皆で異臭騒ぎ起こしましょう。
そして夜行バスに乗るため先んじて皆に別れを言い会場を離脱。
これにて弾丸ツアー終了となります。

たくさんの旧裏プレイヤーに囲まれ過ごした1日、
楽しすぎて脳の処理が追いつきませんでした。
会の開催行っていただいたソラさん、運営を行って頂いた方々、
素晴らしい景品をご用意いただいた参加者の皆さま、
対戦、お話してくださった方々に大きなありがとうです。
本当に参加できてよかった!!

次はメタモン(化石)を形にしたいなー。



おしまい

ヨルノズク(neo1)をあじわう③

3.相方は何がよいの?

3-1 相性のよいタイプ
「みやぶる」と影響のよいタイプと留意点を箇条書き。

・低打点1エネ起動+プラパ+悪エネ

・中打点2エネ以下起動+プラパ

・高打点3エネ以上起動+加速or状態異常

・逆指名を積むなら逃げ0および2エネ以下起動アタッカー

・3エネ以上起動であれば、加速手段もしくは壁用意を意識

・置物可、特殊エネ可、状態異常付与良し



3-2 具体的なポケモン
ヨルノズクのアタッカーを理由を添えて箇条書き。ネタ含む。

ヤミカラス 
 バトル場ロック、逃げ0、悪エネ打点上げ
 ベンチ狙撃はドローカードを引かせる確立を上げるので場面を見て実施

・わるいヘルガー 
 2エネ起動60点
 
・わるいハッサム 
 特殊エネ/ロケット団のアジトによる強化、「おどす」
 
ドンファン 
 ベンチ干渉妨害で一方的に攻撃
 3エネ起動はベイビィおよび壁でしのぐ

・やさしいランターン 
 2エネ起動、1進化やや高めのHP、確定ベンチ攻撃
 
※2018/4関東オフ(https://blogs.yahoo.co.jp/apooooo0/58084289.html)2位のKGさんチョイス

・カスミ+キングドラ(neo3) 
 序盤猛攻で盤面整わせることをさせず、キングドラにスイッチ
  
・タケシのキュウコン 
 やさしいレディアンと併せて強固な「ばける」ライフ

・わるいフシギバナ 
 入れ替え妨害、展開阻害による進化妨害で、相手の状態異常を維持
 ロケット団のアジト強化
 お上品攻撃を添えて

マチスのサンダース 
 マチスイーブイによる確定手札戻し
 サンダースの高周波で更なる妨害
 
・わるいゴルダック 
 コダック「ずつう」後「みやぶる」で展開を許さない
 バトル場3エネ起動するとなると、ディフェンダーやリムーブで守る必要あり
 「ずつう」連打で別ポケモンにスイッチすることも想定して動く
 
・ひかるライチュウ 
 エネエネ高打点ベンチ狙撃によりポケモンの展開に強く圧力をかけられる